グラブの中のグリス量に気を付けていますか?
広島で日々鍛錬を積み重ねている”グラブの匠”細川猛です。
今日はグラブの中にはいているグリスについての話です。
今回手がけたキャッチャーミットの内部画像を見てください。
グリスがなくなってくると手のひらの革が浮いてくるようになり、
捕球感が悪くなてきます。
そこで今回のように紐をばらしてグリスを補給することになります。
捕球後再度紐を通し、型を整えて完成です。
日頃グラブの中を見ることがないので、
グリスが減っているかどうかは分かりにくいかもしれません。
しかし、
グリスが少ない状態でグラブを使用し続けてはいけません。
捕球感の悪化はもちろん、破れにつながってしまいます。
時にはお店にグラブを持ち込んで確認をしてもらうことも必要です。