人間は考える葦である

今回の言葉は、以前にも紹介した漫画「アオアシ」でよく出てくる言葉です。

アオアシ30巻の表紙

これは、もともとフランスの有名な哲学者パスカルの言葉です。
あなたも聞いたことがあると思います。

この漫画の中では、
主人公の青井葦人がある人からのアドバイスとして次のように語られています。

考えて、考えて、考えて—————
するとな、いろんなことがいずれ考えなくてもできるようになる。
そうしたら、ようやくそれが自分のものになるって。


青井葦人は、
自分の理想とする選手に出会ったことに気付くのです。

その選手は長い年月考え続けて、
脳のまったく別の箇所を使っている感覚に、変わった選手だったのです。

このことは、
頭で理解できていてもなかなかできないものです。

「考えて、考えて、考えて——」はいつまで続ければいいのしょうか?


最初の頃は勢いよくスタートできますが、
段々と「大丈夫だろうか」と自分自身が信じられなくなってしまい、
ついには変化が起こる前に諦めて止めてしまうことが多いのです。

この答えは、この漫画にもあるように、
脳に新しい神経回路が出来上がり、自分の感覚が変わるまでです。

あなたも経験があると思います。
わかりやすいこととして、「自転車に乗れるようになる!」経験です。

ただ、この感覚が変わるまでの期間は人によってまちまちです。

早く変化する人は、才能があるのだと思います。

早い遅いあれど、「学び」においては大切な考え方だと思います。
自分の変化を信じてやり続けられる人が進化・成長していく人です。

あなたは、この言葉をどのように捉えますか?