今こそ、子どもに対する見方を変えるとき。

今回は、「先生の学校」の記事を紹介しながら、
私が感じたことを書いていきたいと思います。

今回の記事のタイトルは、以下の通りです。
ぜひ、一度読んでいただければと思います。

今こそ、子どもに対する見方を変えるとき。
イエナプラン教育を参考に始めた「異年齢の学び合い」で起きた変化とは?

以下青文字部分は記事の抜粋です。

この取り組みを始めた当初は、緊張する様子が見られましたが、
対話を繰り返すうちに徐々に心を開いているようでした。

3学年のコミュニケーションがうまくとれていくと、
どんどん子どもたちは楽しくなっていきます。

これは大人社会の構造と同じだと思うと同時に、
幼児期から児童期にこそ、
異年齢とのコミュニケーション力を身につけておく必要があることを実感しました。

特になかジャンスクールでは、3年生と6年生が各グループの最高学年になるわけですが、
同じ学年や学級の中ではおとなしい子も、異年齢の集団の中ではリーダーシップを発揮したり、
下級生に優しく声をかけるなど思いやる姿が見られるようになります。

それを見て驚いているのは、誰よりも先生たち。
「〇〇さんがリーダーシップを発揮していたよ」「思いやりのある姿を見せてくれたよ」など、
子どもの新しい一面について職員室でうれしそうに共有してくれるんです。

このような発見を繰り返すことで、
先生たちの中にある「教えないと子どもは育たない」という固定観念が溶けて、
「子ども同士で学び合える、子ども同士で成長し合える」
「子どもたちの力って、すごい」ということを実感を伴って分かってくるんです。

このように、我々大人が考えるよりも、子どもたちはしっかりしていて
自分たちだけで学ぶこともできるようになりますし、
他学年と一緒になることで、
今まで見えてこなかったリーダーシップを発揮できるようになるようです。

学校でも、一般の会社でも、組織やチームが出来上がって一定期間経ってくると、
それぞれの役割分担が何となく出来上がってきて、
固定化されてくるように思います。

それによって、
その人が持っている本来の力を発揮しないまま、
自分の役割をこなしていくことだけに専念するようになり、
可能性の芽を摘んでしまうことになっていると思います。

とにかく相手を信じてやらせてみる、
心配は無くならないし、失敗をするかもしれない。

だけど、任されてそこで何かを掴むことができれば、
大きな成長につながるし、本人の自信に繋がるでしょう。

特に今回の記事にあるような異学年との共同活動は、
今までの組織やチームのパワーバランスが崩れ、
リーダーにならざる得ない状況に追い込まれることもあり、
今まで見えなかった本来の力が発揮される良い機会になっていると思います。

会社においても、
プロジェクトベースで活動をすると
同じような現象が起きる可能性があるなと思いました。

あなたは、今回の記事を読んでどのように感じましたか。