令和5年度東京大学学部入学式で送られた祝辞とは?

祝辞を送ったのは自身も東大の卒業生で、
現在はスイスにある「グローバルファンド」で活躍する馬渕俊介さんです。

馬渕さんは、
「大学に入るときに知っておきたかったと思うこと」をテーマに。
「夢」「経験」「人生のリスク」について語っています。

あなたの学校や職場で、
夢や経験を語るきっかけづくりにぴったりの記事ですので、
読んでみてください。
(写真のリンクが貼ってあります)

「夢」で語った部分の中に、次のような言葉がありました。

好きなことをやってないと、
幸せの尺度が「自分が他人にどう評価されているか」になってしまう。
それではうまくいかないときに持たないです。
他人の評価を気にする他人の人生ではなく。
自分がやりたいことに突き進む自分の人生を生きてください。

この言葉を読んで、
「自分はどこまで自分の人生を生きているだろうか?」と考えてしまいました。

自分のやりたいと感じた夢や目標を持ち、
実践しているつもりにはなっている。

しかし、実践をしている中で、
つい他人がどう思うかを考えてしまう自分がいます。

人からよく見られたい、
できる人間だと思われたい、
などなどと、
他人の目を気にしていることが多いなと思います。

もし、
自分の人生が終わる30秒前にどんな言葉を呟くか?」を考えたとき。
次のように呟きたいと思っています。

「自分の人生をやりきったな!」

とするならば、馬渕さんの言うとおり、
他人の評価を気にする他人の人生ではなく、
自分のやりたいことに突き進む人生を生きたい
と、改めて感じています。

ただ、
馬渕さんは自分勝手に生きていけば良いと言っているわけでありません。

世界の、そして日本の最大の問題に立ち向かって欲しい
と言っています。

私自身も、
自分のやりたいことと、大小に関わらず社会の問題を解決することの
一致点を見つけ出してそれに取り組むことが人生の喜びになると考えています。

あなたも今回の祝辞をぜひ読んでいただければと思います。
考えさせられる言葉がいくつも含まれている素晴らしい祝辞でした。