サプリメントアドバイザーの児玉晃典です。
今日は、
アスリートに必要な5大栄養素のうち
不足しがちなビタミンとミネラルについて
体への働きと摂取のタイミングについてお話しします。
微量でも欠かせない体の調整役です。
ビタミンは全部で13種類あり、水溶性と脂溶性に分かれます。
ビタミンにはそれぞれ大切な働きがあり、体内で作れないものもあるので、
食品からまんべんなく取る必要があります。
ビタミンBとCは水溶性で、
摂取後一定の時間が経つと汗や尿とともに排出されてしまうので、
特に毎日の摂取が必要となります。
種類 | 体への働き | 摂取したいとき |
ビタミンA |
目の健康 病気予防抗 酸化作用 |
体調不良風邪の予防をしたいとき 激しいトレーニングをするとき |
ビタミンB1 |
糖質(炭水化物)をエネルギーに変える 神経系の働きの調整 |
食欲不振 試合後の食事 夏バテ |
ビタミンB2 |
糖質(炭水化物)・脂質をエネルギーに変える 成長促進 |
疲労感や倦怠感があるとき 体脂肪を下げたいとき 成長不良 |
ビタミンB6 |
疲労回復 たんぱく質・糖質の代謝促進 |
貧血時疲労がたまっているとき 筋肉をアップしたいとき |
ビタミンB12 |
赤血球をつくる 神経系統の働きの調整 |
貧血時 集中力をアップしたいとき 食欲不振 |
ビタミンC |
鉄分の吸収促進 コラーゲンの生成促進 抗酸化作用 |
ねんざ・関節痛・肉離れのとき かぜを予防したいとき 筋力をアップしたいとき |
ビタミンD |
骨や歯をつくる カルシウム・リンの吸収促進 筋肉機能を高める |
骨折・ねんざなどを回復したいとき |
ビタミンE |
血行促進 抗酸化作用 酵素を供給し疲労を和らげる |
持久力をアップしたいとき 激しいトレーニングをするとき |
ビタミンK |
血液を固める 骨を強化する |
下痢気味のとき 貧血時 骨折したとき |
②ミネラル
ミネラルは全部で12種類ある天然成分で、
体の機能を正常に保つ働きをします。
体内では作れないので、
食品から摂取する必要があります。
アスリートにとって重要なミネラルは、
カルシウム、鉄分、ナトリウム、などです。
骨を作るにはカルシウム、血液に含まれる鉄分はいずれも日本人には不足しがちで、
体内に吸収されづらい特徴があるため、摂取量を増やします。
種類 | 体への働き | 摂取したいとき |
鉄分 |
酵素の吸収 成長促進 疲労回復 貧血予防 免疫力を高める |
貧血のとき 持久力をアップしたいとき |
カルシウム |
骨や歯をつくる 神経系の働きを調整 |
骨折やねんざのとき 脚のけいれんが続くとき 瞬発力をアップしたいとき |
マグネシウム |
骨をつくる 心臓や血管の働きの強化 神経系の働きを調整 |
骨折やねんざのとき 筋肉のケガのとき 脚がつるとき |
ナトリウム |
熱射病の予防 神経系と筋肉を正しく機能させる |
発汗量が多い練習後 暑い季節 脚がつりやすいとき |
カリウム | 老廃物を処理する | 脚がつりやすいとき |
亜鉛 |
傷の治療をは早める 成長促進 |
切り傷をしたとき 筋力をアップしたいとき |
ビタミンとミネラルは
常に体内に必要な量が満タンになっておく必要があります。
一つでも不足する栄養素があれば、
チームとしての働きができませんので、
すべてのビタミンとミネラルが一緒で摂取できる
ベースサプリの摂取をお勧めします。