サプリメントアドバイザーの児玉晃典です。
本日は消化器が弱い人の食事について考えてみましょう。
「身体を大きくしたいのにたくさん食べれない」
「食べても筋肉がつかない」
「食べても貧血が改善しない」
といった悩みを抱えているアスリートが多くいます。
これらの原因は消化器系の弱さや不調にあります。
身長や体重に個人差があるように、
消化器系の機能にも個人差があり、
消化器官の動きが弱い人や、消化液の分泌が悪い人がいます。
アスリートは
運動で大量のエネルギーを使いそれを食べて補わなくてはならないため、
消化器系の弱いアスリートは、
運動量が増えるほど支障が出やすくなります。
消化器系の弱いタイプには、「食べられないタイプ」と
「食べても身体に効果が出ないタイプ」があります。
この2つのタイプには共通点があります。
1つは食べたものが消化して吸収される割合が低いことです。
もう1つは早食いの人が多いということです。
早食いの人はよく噛まないので、
胃や腸での消化に負担と時間がかかります。
よく噛めば唾液の分泌が増えるので、
糖質の消化促進や消化管への移動お促進され、
消化管の負担も減ります。
内臓を疲れさせないことも大切なポイントです。
消化器系の働く時間が短時間で済む食材や調理法を選ぶと良いです。
油やたんぱく質、食物繊維を多く含む食品は消化に時間がかかるので、
量を加減するようにする良いです。
一方、練習が休みの日には
消化に時間がかかる食品や調理法の料理をたくさん食べて、
エネルギや栄養素をしっかり蓄えることで、
翌日からの練習に備えることができます。