感情と望みの関係性

今回も、
私が日頃得ている情報からお役に立つと思われるものを
共有したいと思います。

エグセクティブ・コーチ秋山ジョー賢司さんの
メールマガジンにあったものです。

タイトルは、「感情と望みの関係性」です。

この関係性を知らないでいると、
負の感情からは自分が本来行きたいところへは行けないことがよく分かります。


負の感情(二次感情)からその奥にある悲しみ(一次感情)を知ることが
大切なのだと理解できます。

とは言え、負の感情が強いとなかなか抜けられないのも確かですよね!

秋山ジョー賢司さんは、
マインドのプロして情報を分かりやすく整理して教えてくれるので、
ハッとさせられることが多い方です。

気になる方は、一度以下のホームページに行ってみることをお勧めします。
joe-akiyama.com


以下、記事の抜粋です。

私たち人間は、負の感情から〈本当とは違う望み〉をつくりやすいというのです。

例えば…
すぐ「出来ない」という人に、イライラ。(→とりあえずやってみてから答えてほしい)
できないことばかりに目を向けている相手に、イライラ。(→できることにも目を向けて欲しい)
意見を聞いてくれない上司に、イライラ。(→現場の声に耳を傾けて欲しい)

…と。“イラッ”とする感情から、〈相手を変えたい〉という望みが生まれます。

こう思うこと自体は一般的であり
目を向けなければならないのは、こう思うことで〈何を見失っている〉のだと。

見失っているものを知るために〈感情と望みの関係性〉に触れ、

負の感情から〈本当とは違う望み〉つくり出すということです。


まず、大きな円をイメージしてください。
これは〈怒り・諦め〉の感情を表す円です。
その円の内側には、実は〈悲しみ〉の円が入っています。
さらに、〈悲しみ〉の円の内側には〈望み〉の円があるという、三重構造になっています。


この構造は、〈望み〉のほうから考えてみると分かりやすいと思います。
私たちには本当の〈望み〉があって、それが叶えられないので〈悲しみ〉に包まれる。
どういうわけか、我々は「悲しむこと=悪いこと」だと無意識に教わってきたので、

悲しみを誰かのせいにして〈怒り・諦め〉をつくってしまうというんです。

「その考え方はよくない!変えなきゃ!」という怒り。
それが度を越すと「もういい!」と投げやってしまい、失望感(諦め)になります。

この〈怒り・諦め〉に意識を向け過ぎると、どうなると思いますか?!
なんと〈悲しみ〉を感じなくなってしまい、〈望み〉も分からなくなるのです。

結果、怒りや諦めだけが残って、本当の望みの代わりに〈本当とは違う望み〉が現れます。
そして本当とは違う望みのために努力をし、違う方向に進んでしまうというのです。