生徒も先生もWIN−WINの部活動改革

先日「先生の学校」で開催されましたイベントに参加しました。
タイトルは「生徒も先生もWIN−WINの部活動改革」です。

昨今の新聞やテレビでも話題になっている
先生の労働環境の改善の一環として
クラブ活動をどのようにしていくかについての実践事例の発表でした。

我々もスポーツショップを営んでいる関係で、
クラブ活動が今後どのように変化していくかは大きな関心事です。

今話になっているのは、
クラブ活動を外部委託へ移行するということです。

これについては、
現場の先生方と話をすることも多いですが、
外部指導員であったり、どこに任せられるかということで
まだまだ課題が多いなと感じています。

そういうなかで、
部活動改革についてどのようなことをされているかを
聞きたいと思い参加しまた。

事例を発表されたのは2校でした。

1校目は、
「生徒自治による部活動運営」に取り組んでおられました。

部活動改革にあたり、スタートの問いが次のものです。

「部活動は誰のために?」

我々のような外部のものが見ると
部活動は「生徒」のためにあると感じています。

しかし、
活動を続けているうちに、先生や保護者のために
やっている場合も出てきれるかもしれません。

事例の学校は、かなり生徒自治が進んでいて、
多くの部分を生徒が考えて活動をしているようです。

教員も必ずしもクラブ顧問になる必要がなく、
そのため、部活動の新設や廃部が起きてきます。


2校目は、完全な外部委託を進めている学校でした。

全てのクラブではないですが、
外部業者との契約で部活動に指導を委託しておられます。

そこでは生徒負担も発生しておりますが、
概ね生徒からは好評であったとアンケート結果にも出ていました。

ここでの課題は、どの業者を選択するかだなと思いました。
都市部であれば、選択肢もあるかもしれませんが、
地方となると業者を見つけることも困難かもしれません。


いずれの学校にせよ、先進的な取り組みをされており、
今後の部活動がどのようになるかの参考になりました。

今回もそうですが、
今後の学校のあり方について情報を発信している
「先生の学校」は参考になるところです。

気になる方は以下のホームページを見てみてください。
https://www.sensei-no-gakkou.com/