栄養素は何一つ欠けてもいけない

サプリメントアドバイザーの児玉晃典です。

今回は栄養のバランスについてもう少し、
詳しく見ていきましょう。

体を作るのに一番重要な栄養素は
タンパク質であることは知っておられると思います。

ただ、タンパク質だけでなく、
ビタミン・ミネラルもバランスよく摂取して行くことも必要です。

食物の主要な栄養素(3大栄養素)である
炭水化物、タンパク質、脂質は
そのままでは本来の役割を果たすことができません。

これらの栄養素が本来の働きを果たすためには、
酵素とよばれる物質が必要で、
その酵素とこれら3大栄養素との間で潤滑油的な役割を果たすのが、
ビタミンとミネラルなのです。

ただ、
ビタミンとミネラルも相互に補完し合っており
ビタミンなしではミネラルが働けず、
ミネラルなしではビタミンが働けません。

 

ビタミンとミネラルの関係

例えば、
ビタミンAは、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛が
十分な時だけ力を発揮します。

亜鉛は、ビタミンB群が正常に吸収されたり
正しく働くために必要なミネラルですが、
ビタミンA、カルシウム、銅、リンがなければ働きません。

このように、
ビタミンやミネラルは体の中で密接なチームワークによって
体が体力面でも精神面でも正常にバランスを保つ事ができるのです。