サプリメントアドバイザーの児玉晃典です。
本日も引き続き「新型栄養失調」について考えてみましょう!
新型栄養失調とは、カロリーは足りているのに、
タンパク質やビタミン、ミネラル不足の状態の事です。
食事や睡眠をしっかり摂っているのに疲れが取れない、
最近集中力が低下した、風邪をひきやすくなったとういう方は、
新型栄養失調の可能性があります。
最近、この新型栄養失調にかかる人が増えてきています。
特に40代以上の日本人は、
新型栄養失調の状態となっている方が多くなっています。
今回は、
セルフチェックで自分の体の栄養状態を確認してみましょう。
新型栄養失調チェックリスト
1、肉類はあまり食べず、野菜中心の食事
2、栄養ドリンク、スポーツドリンクをよく飲む
3、丼やラーメンなど炭水化物をよく食べる
4、アルコールの量が増えた
5、極力、油はとらないようにしている
6、インスタント食品やコンビニ食が多い
7、野菜や果物をあまりとらない
8、風邪をひきやすい
9、冷えが気になる
10、目が乾燥する、目が疲れる
11、抜け毛が増えた
12、精力が減少した
いかがでしょうか?
チェックがついた項目ごとに、
どのようなことに気をつけるべきかを確認してみましょう。
チェック項目ごとの症状と摂るべき栄養素を確認してください。
1にチェックがついた方は、タンパク質不足の可能性があります。
卵・乳・魚・肉・大豆製品などのタンパク質を
毎食摂るようにしてください。
納豆や豆腐、ゆで卵などが手軽です。
2、3、4にチェックがついた方は、
ビタミンB群不足の可能性があります。
ビタミンB群が不足すると
エネルギーの変換がうまくできなくなり疲れやすくなります。
エネルギーに変換されなかった食べ物は脂肪となり
肥満の原因にもなります。
出来るだけ糖質を減らし、
ビタミンB群のサプリメントを利用してみてください。
5にチェックがついた方は、脂質不足の可能性があります。
脳細胞の60%は脂質で構成されています。
脂質量の減少は物忘れや気分障害の原因になります。
良質の油を含む青魚やくるみなどの摂取を心がけてください。
6にチェックがついた方は、
カルシウムが不足している可能性があります。
インスタント食品やコンビニ食に多量に含まれるリンは、
必要以上に摂りすぎるとカルシウム不足を招きます。
カルシウムが不足すると筋肉がスムーズに動かせず、
足がつるなどいった症状が頻繁に起こるようになります。
インスタント食品は減らして、
小魚やヨーグルトでカルシウムの補給をしてください。
7にチェックがついた方は、
食物繊維、ビタミン・ミネラル不足の可能性があります。
食物繊維が不足すると腸内の悪玉菌が増加し、
便秘や下痢などを引き起こす原因になります。
さらに、
食物繊維不足は幸せホルモンであるセロトニンを低下させ、
うつやイライラなどを感じやすくなります。
野菜の摂取量を増やしてください。
8にチェックがついた方は、
タンパク質やビタミンA、ビタミンD、
亜鉛が不足している可能性があります。
これらが不足していると、
多くの免疫細胞が待機する粘膜の合成が低下し、
風邪をひきやすくなります。
タンパク質、レバーや緑黄色野菜を積極的に摂ってください。
9にチェックがついた方は、
タンパク質や油、鉄不足の可能性があります。
タンパク質不足によって血流が悪くなり、冷えを感じるようになります。
動物性タンパク質に加え、
アーモンドなどに含まれるビタミンE、
青魚に含まれるEPAを摂ってください。
10にチェックがついた方は、
ビタミンAが不足している可能性があります。
目の乾燥を防いでくれるビタミンAは、
レバーや緑黄色野菜で補給できます。
11、12にチェックがついた方は、
亜鉛が不足している可能性があります。
亜鉛は細胞分裂や再生に役立つ栄養素です。
不足すると髪の毛の成長が遅くなり、切れ毛や抜け毛の原因になるます。
また、精力減退や精液量の減少などに原因にもなります。
牡蠣や牛ヒレ肉に多く含まれますが、
毎日摂るのは難しいはとい人はサプリメントを上手に利用してください。
自分に不足している栄養素を確認して、食生活の見直しをして下さい。
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